"むーびーとらっぷ"との闘いはしばし休戦中である。

先週からけっこう多忙で、今回はなんと映画の日もスルー。

ま、絶対に観たい、今すぐ観たいという作品がなかったこともあるが、フリーパスポート月間の後遺症?の影響もある? まあ、あれだけ連続して鑑賞すれば、燃え尽き症候群的脱力感も否定できない。

そういえば、109シネマズ川崎はいまだ休館中である。

どうやら先月の地震で映画館の天井が落下する被害があった(幸いにもけが人はいなかったとのことだが)ようで、そのことが再開の大きな壁になっているのかもしれない。

ということで、最新作のご紹介はもう少し先になりそうです。

今週末には復活したいなあ。

なんて言っていて、明晩あたりふらふらと川崎の街へでかけたりするんだけどね。
manzai_gang.jpg
フリーパスポート月間最終日2本目、そしてそのラストを飾るのは、何とあの超大作!
こちらも、愛と夢と感動の青春ストーリー、
なんだけど、実は、自己中な漫才オタクとケンカ大好きヤンキーのドタバタ喜劇、「漫才ギャング」。

えっ? 石原さとみが目当てなんだろう、って?
いやあ、最初からつっこまないでくださいよ。
それはそれ、これはこれ、気持ちが急降下しているときなんか、こんな、アホだけど、笑えて熱い気持ちになる映画観たいじゃないですか。

詳細は公式サイトを見ていただくとして、コンビ解散となった売れない芸人が留置場で出会った不良と即席の漫才コンビを結成、漫才コンテストでの優勝に向かって走り出す姿を描く。

品川ヒロシが監督・脚本を手掛けているだけあって、笑いのツボはの押さえ方はさすがにうまい。ふだんあまりお笑いに縁がないハウトさんも、充分に楽しませてもらった。
特に、ボケとツッコミの教義?は実におもしろい。
主人公2人にからんでくる人物のキャラクターも魅力的で、品川の先輩や後輩の吉本芸人がカメオ出演。これがまたなかなかいい味を出している。

主演は、佐藤隆太&上地雄輔。ヒロインは我らが石原さとみ嬢。
あとは公式サイトでご確認のほどを。

人との付き合いが苦手で周りが見えなかった飛夫(佐藤隆太)が、気持ちの真っ直ぐな龍平(上地雄輔)と出会うことで、少しずつ仲間や恋人のことを思いやるようになる姿は、なかなか感動的。

落ち込んだときにオススメの1本。

ふー、とうとう終わってしっまたな、フリーパスポート月間。
さて、次は...。
runway_beat.jpgいよいよ、フリーパスポート月間最終日です。
まずは、「ランウェイ☆ビート」をご紹介。

原作は、第1回日本ラブストーリー大賞受賞作家として一躍脚光を浴びた原田マハの同名人気ケータイ小説。
監督は、先日ご紹介した「ジーン・ワルツ」の大谷健太郎。
高校生のクラスメイトたちが、自ら作った洋服、そしてランウェイで、廃校となる学校でファッションショーを成功させようとする、愛と友情と夢にあふれた青春ストーリー。

出演は、主人公の溝呂木美糸(ビート)役に瀬戸康史、ヒロインの塚本芽衣(メイ)役に桜庭ななみ、ほかには、桐谷美玲、IMALU、田中圭、田辺誠一、吉瀬美智子など。

ファッションをテーマに高校生の成長を描いた物語というと、ありきたりな感がするが、そこはあの「NANA」も手がけた大谷監督、個性的な登場人物の魅力を最大限に引き出し、彼らの不安や揺れ動く心情を見事に演出。
大人の事情とやらに翻弄させらながらも、気持ちをひとつにして夢に向かっていく高校生の姿に、忘れていたあのころの熱い気持ちを思いだした人も多いのでは。

信じていれば、必ず変われる。
夢に向かう勇気を与えてくれる実に爽やかで心が熱くなる作品だ。

ファッションショーのシーンも楽しいが、ハウトさんは、パソコンおたくの犬田悟(ワンダ/田中圭)の部屋にあった歴代のマックに感激。よーく集めたよね。
そういえば、映画でマックが使われているシーンが多いって、皆さん気づいていました?
そして、もちろん、お目当ての桜庭ななみ、桐谷美玲、吉瀬美智子の魅力にもハートドッキュン!
何だ、それが目的か、とかおっしゃらないでくださーい!
sp_kakumei.jpg皆さんは、一日で何本映画をハシゴした経験があります?
昔は2本立てとか3本立てなんてのはよくありましたけどね。
さすがに3本目になると、少々お疲れ模様!?
でも、根性入れてがんばります。
SP 革命篇」のご紹介です。

深夜のTVシリーズ、前作の「SP 野望編」に続き、先日TVで放映された「革命前日」を経て、いよいよ最終章の公開。
原案・脚本は、金城一紀。監督は、波多野貴文。
TVドラマから描かれてきた「大義」の全貌が明らかになり、各所に散りばめられた伏線がひとつにつながっていく。国会議事堂占拠という暴挙をめぐり、登場人物のさまざまな思いが交錯。井上たち第四係とテロリストの闘いも渾身のアクションシーンとともに怒濤のクライマックスを迎える。

日本の危機管理に対する甘さを見事に突いた、国会議事堂占拠に至る周到な計画。そのリアリティ感はなかなか。そして、それをバックアップするのは、実際にロケを行ったのかと思えるほど本物そっくりの国会議事堂や本会議場のセット。
さらに、本物のワルは誰だと言わんばかりに、テロリスト内部で発生する裏切りの連続も物語のサスペンス感をアップ。
もちろん、井上と尾形の最終対決の行方、SP対SPのスピーディーでハードな団体戦も見物。

ただ、惜しむらくは、国会議事堂占拠後、尾形たちがとった行動がちょっとありきたりかと。脅迫によってあぶり出した真実に意味はあるのか否か。

完結編だが、明らかにされていない謎も残る。そして、ラストシーンにも、もしかしてこの後もあるんじゃない?と思わせるような演出が...。
ま、井上たちSPチームの活躍は今後も続くということなのだが。

そうそう、SP対SPの闘いで思い出したけど、ハウトさん注目の入山法子ちゃんの活躍、もっと観たかったな。でもあの憎悪に満ちた眼差しはなかなか迫力がありましたね。
それと、香川照之氏、最近、TVといい、映画といい、ちょっと出過ぎ?
ま、あの独自の風貌とどんな役どころでもこなす演技力はすごいんだけどね。
truegrit.jpg今宵ご紹介する作品第2弾は、「トゥルー・グリット」。
異才ジョエル&イーサン・コーエン兄弟が監督、スティーブン・スティルバーグが制作総指揮に参加。
ジョン・ウェインがオスカーを獲得した「勇気ある追跡」をリメイク。
原作は、チャールズ・ポーティスの同名小説。

「悪しき者は追う者もいないのに逃げる」
「追跡」をテーマに、コーエン兄弟ならではの独自の映像と演出が光る傑作だ。

物語は、父親を殺された14歳の少女が、2人の男と共に犯人を追う姿を描いていく。
復讐を誓う少女マティの信念の凄まじさとミドルティーンならではの繊細さ、そして大人と堂々とやりあう物怖じしない性格が見事に表現され、彼女の魅力に一気に引き込まれる。
その一方で、マティに雇われて犯人を追う連邦保安官コグバーンは、"トゥルー・グリット(真の勇気)"があると評判だが、大酒飲みで、仕事のためなら少々あくどいことも辞さない西部の無頼漢ような存在。
彼もまた、最初は戯言と相手にしてなかったマティの復讐劇だが、彼女の執念と報酬の魅力に負け、依頼を受ける決意をする。
そして、この2人に若きテキサス・レンジャーのラビーフが加わり、彼らの追跡劇が始まる。

3人の高潔な魂が、それぞれの思惑で悩み、葛藤し、時には激しくぶつかり合い、時には心通わせ、犯人を追い詰めていく姿が実にドラマチックだ。
復讐をテーマにした西部劇特有の暗さや残虐を、揺るぎない信念の少女と渇いたユーモアが爽快なまでに吹き飛ばす。
そして、最後に3人の真の勇気が試される。
結末がビターなテイストを帯びるのは、いかにもコーエン兄弟が選んだ作品ならではというところ。

ヒロインのマティ・ロス役を演じる、ちょっと蒼井優似のヘイリー・スタインフェルドが実に魅力的。映画初出演とは思えない鮮烈な存在感で2人のベテラン男優と互角に張り合っている。連邦保安官ルースター・コグバーンを演じるのは、「クレイジー・ハート」の名優ジェフ・ブリッジス。テキサス・レンジャーのラビーフは、最近進境著しいマット・デイモン。

"トゥルー・グリット"とは、理解しがたい状況を乗り切るための力となる、ひたむきで確固とした真の勇気のことだそうな。
今こそ、ハウトさんも、"トゥルー・グリット"を!
wasao.jpg
基本的にハウトさんは動物映画は苦手である。
それでもたまーに観たくなる。
なぜだろう。
今回はそのたまーにの対象となった「わさお」をご紹介。

主人公は、ブログで全国的な人気となった"ブサかわ秋田犬・わさお"。
って、この手の動物的話題に疎いハウトさんはほとんど知らなかった。
(ほとんどというのは、以前朝の情報番組か何かで聞いたことがあったような気がしたから)

監督はあの「ミラクルバナナ」の錦織良成。
そういえば、以前ご紹介した「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」も確か錦織監督。
今回も、"わさお"をめぐる心温まるエピソードが観る者の心を癒す作品となった。

で、人間側の主人公は、「ALWAYS 三丁目の夕日」「今度は愛妻家」「うた魂」などでの好演が光る、薬師丸ひろ子。

舞台は青森県鯵ヶ沢町。白神山地を背後に海辺にも近い町だ。その美しい自然の中、おおらかで心優しい町の人々と"わさお"との交流が描かれる。
物語はオリジナルのエピソードが追加され、少年アキラとの心の交流を中心に、捨て犬だった過去から、鯵ヶ沢町でセツ子(薬師丸ひろ子)と出会い、町の人気者になるまでを描く。

"わさお"自身の自然体の演技?が不思議と観る者の心をくすぐる。
ブログで話題になるのもうなずける。
が、その一方で、クライマックスの"わさお"とアキラをめぐる事件など、もうひとつ映像にリアリティが足りなかったシーンが散見されたのは惜しい気がした。
トライアスロン大会やねぶた祭りに故郷再生をかける人々の思いもよく描かれており、特にあのとびっきり元気なじいさんトリオは大傑作。

人であれ、動物であれ、誰かとつながるということは、人生に潤いをもたらす。
そんなことを改めて実感させてくれる心温まる作品だ。
3dglass.jpg映画館も節電対策は大変そう。予告はなく、時間通りにほぼ本編から始まる。
上映作品の時間や混み具合を表示する掲示板も電飾から紙ベースの表示に変更されている。
余震や急な停電に対する案内も必要だ。
しばらくは、計画停電に合わせて開場時間も変化するそうだ。
HPで要確認というところ。

で、この連休は正に怒濤の3日間。
何せかのフリーパスポート月間が22日で終了なのだ。
せっかくのフリーパスポートなのに、今回は映画館の営業自粛で残念な結果に。

だからこの3日間に賭けるのである。
あと5本紹介する予定。
その前にしばし休憩。

ところで今回の写真は何?
映画館に通っている貴方はきっと正解!
映画館で配布している3Dメガネです。
ああ、シャッポはハウトさんの個人的な愛用品。

以前はいかにも高価な電子機器風メガネだったけど、でかいし重いしということで、プラスティックかなんかの簡易的なものに変更になった。その替わり3D価格が400円にアップ。でも、この3Dメガネを持っていけば今まで通り300円。
やるね、TOHOシネマズさん。これでメガネの管理も楽になるし、リピーターも増えるというもの。

けれど、こいつ3D映画を観るとき以外何の役にも立たない。
ほかに何か使い道があったら教えて欲しい。

あっ、観てくれました?
「塔の上のラプンツェル」の予告篇。
最近はYouTubeでいろんな映像流しているから、引っ張ってくるのがラク。
でも、ディズニーさん大丈夫?
ま、いっぱい宣伝してあげたから大目に見てくれるでしょう。
tourist.jpg
本日2作品目は、ジョニー・デップ&アンジェリーナ・ジョリー共演で話題の「ツーリスト」。
ハリウッドの超人気スター2人の豪華共演に留まらないなかなかの力作。
監督は、「善き人のためのソナタ」のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。
パリ、ヴェネチアの優美なロケ風景も正にツーリスト気分で存分に楽しめる。

上流階級の妖婉な美女を演じるアンジェリーナ・ジョリー。
かたやアメリカの田舎からやってきた冴えない中年数学教師のジョニー・デップ。

すでにこの最初の設定からミステリーのマジックは仕掛けられていた。

アメリカ人旅行者フランク(ジョニー・デップ)は、列車でヴェネチアに向かう途中見知らぬ美女エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)と同席になる。彼女の妖艶で謎めいた魅力に引かれ、誘われるままフランクはひとときのアバンチュールに酔いしれる。しかし、ホテルで目覚めた朝、彼は謎の男たちに突然襲われる。彼は人違いだと主張して逃亡するのだが、反対にヴェネチアの警察につかまってしまう。すべては仕組まれた罠だったのだ。こうしてフランクはエリーズとその恋人をめぐる犯罪事件に巻き込まれていく。

ポイントは、エリーズの恋人アレキサンダー・ピアースの行方。
最後に待ち受けるどんでん返しの演出もなかなか洒落ているが、その伏線となる登場人物の演技やセリフも後になってみるとなるほどとうなずけるあたりも正統派ミステリーらしい心配り。

ひと昔前のアガサ・クリスティー風ミステリー映画に心理サスペンスのテイストを加えたような上品で質のいい大人向けの作品という感じ。

風采の上がらない中年教師を演じてもやっぱりダンディでカッコいいジョニー・デップ。
アンジェリーナ・ジョリーのゴージャスな装いももちろん魅力いっぱいだが、もう少しセクシーなシーンも欲しかったなあ。

それと個人的には最後にもうひとひねりあるかと期待したが、ま、この手の正統派ミステリーはいかにもという感じでお開きというのが順当なところかも。

tounoue.jpgひさびさに映画館へ。
計画停電の影響で開場時間は限られており、しかも日曜日、加えて1週間ぶりとあって、かなりの混み具合。
まずは、「塔の上のラプンツェル」から。

なんでもディズニー・アニメ・スタジオ第50作記念作品だそうな。(確か第1作って、あの「白雪姫」?)
「美女と野獣」「アラジン」のスタッフが集結。グリム童話の中でもちょっと地味で独自の色合いを持つヒロイン"ラプンツェル"を主人公に、未知なる世界へのあこがれと冒険を描いた作品。

舞台の始まりは、深い森の奥にひっそりとたたずむ、出入り口のない高い塔。そしてヒロインは、その中で18年もの長い間外の世界を知らずに暮らしてきた、とっても長い黄金色の髪を持つ少女ラプンツェル。
彼女には夢があり、毎年、誕生日に夜空いっぱいに現れる不思議な灯りを近くで見ること。でも、母親から、塔の外は恐ろしいところだから決して外へ出てはならないと言われていた。
彼女の18回目の誕生日の前日、塔の中にお尋ね者の大泥棒フリンが迷い込んできた。ラプンツェルは、彼の助けを借りて初めて塔の外の大地へと足を下ろす。こうして彼女の期待と好奇心にあふれた未知なる世界への冒険がスタートする。

今回重要な魔法のアイテムとなるのは、ラプンツェルの黄金色の髪。その驚くほど長い美しい髪がいろいろな場面で大活躍。
ディズニーアニメで忘れてはならない、愛すべきキャラクターももちろん登場。
カメレオンのパスカルと馬のマキシマスだ。
そして、試練あり、ユーモアあり、ロマンスあり、もちろん魔法とミステリーもありの物語も最後までジェットコースター状態。
ま、ラストはいつも通りなんだけどネ(このあたりは作品自体でもやや自虐的に認めておりますが)。
物語を彩るロマンチックなミュージカル・ナンバーも大きな魅力のひとつ(これはもしかしたら字幕の方がいいかも)。

中でもハウトさんが驚いたのは、その映像の美しさとリアルな動き。3Dという新しい世界と伝統的なディズニーのおとぎ話が見事なハーモニーを奏でている。夜空を覆い尽くす無数の灯りの神秘的で美しい輝きをぜひ劇場で(できれば3Dで)ご覧いただきたい。
昨日に続いて、2010年8月の鑑賞作品をアップしました。
ご覧いただければと思います。
5本ともオススメ作品でが、特に「ヒックとドラゴン」「トイ・ストーリー3」「インセプション」はぜひ一度ご覧ください。
これで、昨年の3月から現在までの劇場鑑賞作品がすべてそろいました。

地震の影響で、都内でも計画停電の影響で、営業を控える映画館が増加。
しばらくの間、新作のご紹介はできそうにありません。
そこで、昨年の1月〜2月に鑑賞した作品、あるいはDVDで鑑賞した作品をご紹介する予定です。